SINUS社(ドイツ)
USB接続ハンディ音響アナライザ
Apollo Light

製品詳細
Apollo_lightはUSB2.0接続による2〜16チャネルの計測システムです。
小型軽量で堅牢、WindowsPCと接続することにより、広範囲のアプリケーションソフトの使用が可能です。
実績のあるApolloのハードウエアをベースにした、PC制御による最新世代の、ポータブル汎用の音響・振動解析装置です。用途によりLEMO7、BNC、NIM-CAMAC、MDR等の入力コネクタ選択が可能で、タコメータやトリガチャネル、同期ポートにより幅広いアプリケーションに使う事ができます。
SAMURAIソフトウエアは、様々な音響・振動測定ができ、規格に準拠した測定やリアルタイム測定、ポスト処理も可能です。すべてのチャネルでIEC61672-1準拠の音響レベルメータ測定や、IEC61260-1class1の1/3オクターブ測定が可能です。
Apollo_lightは、ICPセンサへの電源供給(BNC、CAMAC、MDRコネクタ経由)、マイク用200V(LEMO7)も供給、TEDSにも対応しています。「EasyOperatorMode」により経験の少ないオペレータでも簡単にセットアップが可能で、フィールドでの測定ミスを未然に防ぐことができます。
又、「ReplayMode」により、保存された測定結果を様々なスピードでリプレイする事ができます。測定結果は最大16個までのウィンドウ画面にそれぞれ独立に表示できます。表示の設定は測定前、測定中、測定後に可能です。
2つの出力信号は、信号発生器や入力信号の出力として使用する事ができます。Apollo_lightにWindowsあるいは、LinusOSのドライバを実装して納入可能で、またC++やPythonを使ってのOEMソフト開発もサポートしています。
SAMURAIソフトウエアは、下記の仮想計測装置を標準として各チャネルに装備しています。
拡張:PC1台に対して、Apollo_light を4台まで接続可能。 従って、16チャネルのタイプを4台接続し、最大64チャネルを20kHzで測定可能。
●純正品以外のソフトウエアサポート
SMT(SINUS Matlab Toolbox)によるプログラミング
ME’Scope VES(機械振動解析)
・ ARTeMIS(実稼働モーダル解析)
・ LabVIEW ライブラリによるプログラミング
特長
●サウンドレベルメータ (騒音計)
IEC61672-1準拠のClass1のサウンドレベルメータにより周波数重み付(A、C、Z)、時間重み付(Fast、Slow、Impulse)の同時測定が可能です。
また、統計量や自動インパルス検出、タクトマックスレベル(DIN 45641)、インパルス・低周波特性処理の他、インテリジェントマーカーやトリガーの機能があります。
●周波数アナライザ
中心周波数を0.04Hz〜20kHzとする1/3オクターブ分析(IEC 61260 class 1)や100~25,000行のFFT分析が可能です。また、平均モードや保存時間間隔が自由に設定でき、積み上げレベルの表示/保存ができます。
●生信号の保存
DC〜80KHzまでの時間信号が保存可能で、チャネル毎の間引きオプションと圧縮方法の選択により、縮小したデータ量OggVorbis形式で保存できます。
●残響時間測定
1/3オクターブで残響時間の測定が可能です。
印加信号としてスイッチオフノイズ、インパルス、サイン掃引が使えます。発生信号の出力として2つの信号出力を使用します。サウンドレベルメータや周波数アナライザはチャネル毎に異なるパラメータで動作する事が可能です。仮想計測装置はそれぞれ別々のトリガや保存条件で動作する事が可能です。
用途
Apollo_light は次の計測用途に最適です
・ 産業安全や環境保護
・ 技術サービス
・ 品質保証
・ 研究開発
SAMURAIソフトウェア(オプション)
データコレクタ
建築音響
建築振動
分数オクターブ (Fractional Octave)
人体振動計測 (HVMA)
マルチジェネレータ
ノイズカメラ
オーダートラッキング
リモートクライアント
TCP/IP
トランスファ FRF
振動計
ウェザーステーション
仕様
型式 | Apollo_lt_2B | Apollo_lt_4B | Apollo_lt_2L | Apollo_lt_4L | Apollo_lt_8C |
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入力チャンネル | 2チャンネル | 4チャンネル | 2チャンネル | 4チャンネル | 8チャンネル |
入力コネクタ | BNC×2 | BNC×4 | LEMO7×2 | LEMO7×4 | NIM-CAMAC×8 |
分解能 | 24ビット | ||||
リアルタイムバンド幅 | DC~20kHz | ||||
ダイナミックレンジ | 110dB | ||||
ノイズ | < 3 μ V (A) | ||||
サンプリングレート | 200~51.2kHz | ||||
間引き | 200Hzまで (チャネルごとに設定可) | ||||
最大入力電圧 | ± 1V// ± 10V ピーク | ||||
ゲイン | 0dB , 20dB | ||||
過電圧検出機能 | 有り | ||||
オフセット補正 | 校正時に自動補正 | ||||
入力カプリング | DC, AC 0.15Hz HP 10Hz LP 2kHz | ||||
マイクロフォン電源 | - | ±14V、+20/63/200V 切替可能 | |||
ICPセンサ供給電流 | 2mA | ||||
TES (IEEE 1451.4) | 対応 | ||||
外形・重量 | 180 x 105 x 22mm・700g | ||||
USB消費電流 | 350mA | 400mA | 350mA | 400mA | 500mA |
動作温度範囲 | 10℃〜 +50℃ | ||||
EMC | Emission IEC 61000-6-3 準拠 Immision IEC 61000-6-1 準拠 | ||||
出力信号 | |||||
分解能 | 24ビット | ||||
最大出力電圧 | ± 3.16V ピーク | ||||
コネクタ | 3.5mm ミニジャック | ||||
トリガ | |||||
トリガ信号 | 2トリガ入力(トリガ / タコ)・トリガレベル調整可能 ・ 0.1〜6MHz | ||||
使用可能ソフトウェア | SAMURAI:汎用マルチチャネル騒音・振動解析用 SSINUSINUS:MATLAB TOOLBOXMATLABを使用しての個別プログラミング用 LABVIEW:個別プログラミング用 LABVIEWドライバ M REMUS:汎用マルチチャネル NVHソフトウェア |
形式
品名 | オーダー番号 | |
---|---|---|
USB型ハンディ型音響アナライザ、2ch,20KHz、 BNCコネクタ、SYNC |
Apollo_it_2B | 908500.8 |
USB型ハンディ型音響アナライザ、4ch,20KHz、 BNCコネクタ、SYNC |
Apollo_it_4B | 908502.4 |
USB型ハンディ型音響アナライザ、2ch,20KHz、 LEMO7コネクタ、SYNC |
Apollo_it_2L | 908501.8 |
USB型ハンディ型音響アナライザ、4ch,20KHz、 LEMO7コネクタ、SYNC |
Apollo_it_4L | 908503.2 |
USB型ハンディ型音響アナライザ、4ch,20KHz、 NIM-CAMACコネクタ、SYNC |
Apollo_it_8C | 908504.0 |
同期ケーブル | Apollo_it SYNC Cable |
908346.5 |
回転数入力ケーブル | Apollo_ Tacho Cable |
908185.7 |
トリガ同期ユニット | Apollo_ Trigger Splitter Box |
908186.5 |
LEMO7/BNC変換アダプタ | LEMO7/BNC Adaptor | 971010.4 |