無線式温度監視システム【WTM】

無線式温度監視システム【WTM】
長距離の無線伝送が可能な熱電対温度計測システム。
測定用途に応じて柔軟にシステムを構築します。
木質系バイオマス燃料木質系バイオマス燃料などは、加熱が一切ない状態で物質の温度が発火点まで昇温し発火することが知られている。
これは微生物反応・酸化反応、水分吸着等によるが原因と考えられている。
無線式温度監視システムは、熱電対棒をバイオマス燃料に挿入し自然発火現象の初期段階の温度監視を行うものである。
無線式温度監視システム WTMの監視例

貯炭場の遠隔温度監視

バイオマス発電用チップの温度監視

産業廃棄物処理場の温度監視
特長
現場への持ち運びが容易
送信機と熱電対棒(温度センサ)が一体型構造なので、測定したい場所まで持ち運びしやすい
広範囲・大規模システムに対応
920MHz帯域無線機を使用し、最大500mの長距離伝送が可能
PC用監視ソフト
複数建屋での温度監視、または無人現場で使用の場合、異常時に軽微膾炙に自動通報するシステム構築など柔軟に対応します。
カスタム対応
更なる通信距離の延長やGPSを搭載した子機の位置表示機能も追加可能

子機

親機(中継器)

温度監視画面例
システム構成イメージ

無線温度監視システム用ソフトウェア
主な機能
- 無線チャンネル変更機能
- 子機、親機の無線チャンネルを変更する機能
- グラフ表示機能
- 計測値を画面上にグラフ表示する。
- デジタルモニタ表示機能
- 計測値を画面上にデジタル数値表示をする。
- CSVデータ保存機能
- 計測値をCSVデータとして保存する。
- 警報機能
- 警報温度、電池電圧の低下時

リスト画面で注意、警告のしきい値を超えた際の画面例
黄色(注意)、赤色(危険)の2段階での設定が可能。
画面での表示に加えて、警報音を鳴らします。
対象:温度計測値、電池電圧、無線受信強度

グラフ表示画面
本ソフトウェアの子機のグラフ表示(計測中のデータをリアルタイムで表示させる)画面です。
